韓国のオープンガバメント事情

もう先々月の昔になりますが、8月に韓国KAISTで開催されたAsian Summer School on Linked Data
http://semanticweb.kaist.ac.kr/2012lodsummer/ に私(武田)は講師として参加しました。
日本からはほかにもLODAC/LODIの加藤さんと阪大の古崎さんが参加しました。

その中で、韓国のNational Information Society Agency ( NIA )の人の講演が
韓国のオープンガバメント事情のものでしたので、少し紹介します。NIAは国立情報社会振興院
というらしいです。
http://semanticweb.kaist.ac.kr/2012lodsummer/lecture/lecture_detail/120814_KAIST_LOD_Seminar_KWON(NIA).pptx
に原資料があります。

オープンガバメントに先立ち、韓国ではNational DB構築というプロジェクトが
あった(1999~2011)。
それは3つの分野に大別される。
1.行政情報DB
2.知識情報DB
3.知識情報の利用
これらを実行して、雇用を増やすことを目的とする。
結果として、約9万人の仕事、中小ICT企業参画100%、省庁間リンク1000以上、
146のDBとなった。
行政情報DBに関しては、省庁間での公共情報共有ではwww.share.go.krに集約さ
れ、20,000以上の市民サービス、300以上の機関がデータリンケージをもつよう
になった。
知識情報DBに関しては、知識ポータルというをつくり、科学技術から文化、教育、

オープンガバメントにむけて data.go.krを2010年から構築中である。
13の機関が126のサービスのAPIを公開している。
国と企業が協力して構築する。プラットフォームとしては、RDF, SPARQL, URIを
利用して構築する。

おわりに。
公共情報の再利用成功には4つの要因が重要:法律とガイドライン、National
DB API, ポータル、ワンストップチャンネル

武田感想:
どこまで成功しているかは別として、国の方針として概念からディテールまで一
貫して語れるセクションがあることが大きなポイントだと思う。日本で政府CIO
室ができたら、ここまで踏み込んでいえるだろうか。

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