設立趣意

現代社会にとってWorld Wide Web(以下、Webと略記します)は欠かせない存在となっています。人々は自宅や職場、旅先など、いつでもどこからでもWebにつなぎ、さまざまな情報を引き出し利用しています。

これまでのWebは人が読んで利用することを主な目的として記述された Hyper Text Markup Language(以下、HTMLと略記します)の集合として発展し、そこには、膨大な情報が存在しています。その情報量は日々爆発的に増加を続けており、より一層の情報処理の効率化が必要とされています。こうした状況の中、LOD(Linked Open Data)は機械処理が可能なデータによるWebの実現を目指して誕生し、急速に普及発展しようとしています。行政、自治体、企業、団体等データを保持する多様な主体が標準書式に従ってデータを公開し、そのデータとデータを相互にリンクしていく。そうすることで、Web自体が巨大なデータベースとして機能する。LODが目指しているのは、そうしたWebのありかたにおける新たなパラダイムの実現です。

現在、世界に目を向ければ欧米を中心にLODの活用はすでにはじまっています。行政がデータを公開し、それを活用した民間サービスが登場してきています。この流れは民間による多様な公共サービスの創出や新たなビジネスモデルの登場を予見させます。

LODは今後も発展を続け、重要な社会インフラとして成長していくことでしょう。そして、これからの社会のより一層の成熟と多様化に対峙していくための大きな力となることでしょう。

リンクト・オープン・データ・イニシアティブは、こうした時代の流れを踏まえ、LODの普及、利活用を推進するための活動を行って行きます。

この活動を行うためには、公正かつ透明性の高い運営を行い、社会的信頼を幅広く得ることが必要と考えます。また、前述のとおり、LODは行政、自治体、企業、団体などの異なる主体がデータを相互にリンクすることでその真価を発揮します。そして、この目的を達成するためにはこうした多様な主体と広く公平に連携していくことが重要です。このため、リンクト・オープン・データ・イニシアティブは特定非営利法人として設立をいたします。

皆様の幅広いご参加とご支援をお願いいたします。

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